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アプロママ特集
薬剤師のライフスタイル
2025.03.17
子どもの年齢別・派遣薬剤師の安心ワークスタイル

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結婚や出産をした後は、ママ薬剤師として働きたいと考えている人もいるでしょう。とはいえ、実際に子育てをしながらどう働いていけば良いのかわからない人もいるはず。今回は、子どもの年齢に合わせた派遣薬剤師の働き方を解説します。また、ママ薬剤師として働くために派遣会社と話し合っておきたいポイントも紹介します。
目次
年齢別ワークスタイル
まずは、0歳から中学生までの年齢別ワークスタイルを見ていきましょう。
【3歳まで】
子どもが0歳〜3歳の時期に働く場合は、一般的に保育園に預けることになるでしょう。しかし、小さな子どもは急な病気になることも多いため、いざという時に子どもを優先して柔軟に対応しなければなりません。
そのため、時間に余裕を持って行動する必要があります。派遣として働く場合でも、時短勤務や急な休みの取りやすさが重要になるでしょう。また、家族や実家、ママ友、病児保育など、何かあった時に助けてくれるサポートがあるとより安心して働けるでしょう。
【幼稚園】
小学校入学まで保育園に通うケースもありますが、幼稚園に預けて働くママもいます。幼稚園のお迎え時間は保育園よりも早いこともあります。また、そろそろ習い事をさせたいと考える人もいるでしょう。このように子育て中心のタイムスケジュールになるため、子どもの生活バランスやリズムを考えて働く必要があります。残業がないなど働く時間が決まっていて、急に仕事を休んだり早退したりしても理解してもらえる職場を選びましょう。
【小学校低学年・高学年】
小学校で問題となる「小1の壁」という言葉を聞いたことのある人もいるでしょう。保育園は仕事が終わるまで子どもを預かってもらえますが、小学校は違います。放課後に子どもを預ける学童保育はありますが、定員が限られており、閉所時間が早いところも。学童が小学3年生までというところも多いため、高学年になるとひとりで留守番しなければならない子どもが増えます。
また、参観日やPTA活動など保護者が参加する行事があれば、仕事を調整しなければなりません。さらにネックになるのが習い事です。子どもがひとりで通える距離に習い事の教室があるとは限らず、遠方の場合は親の送迎が欠かせません。中学受験をめざしている場合は、塾の送り迎えも必要になります。
とはいえ、幼児の頃に比べると子どもに手がかからなくなるため、落ち着いて仕事に取り組めるようにもなります。低学年は子ども優先に仕事をし、高学年になったら少しずつ時間を長くするなど、状況に応じた働き方を選ぶとよいでしょう。
【中学生】
中学生になると子どもが自立するため、親がしなくてはならないサポートが減ります。一方で学費の負担が増えるため、フルタイムを選ぶ人も増えてくるでしょう。ただし、子どもによっては部活や習い事のサポートが必要なケースもあるため、状況に応じて仕事の量を調整して子どものサポートをしていくことが大切です。この年代になると、キャリアアップをめざして、より良い職場への転職や正社員の道を考える人も増えていきます。
派遣会社と話し合っておきたいチェックリスト
ここからは、派遣会社と話し合っておきたいリストを3つ紹介します。
産休・育児制度の詳細を聞く
雇用形態に関わらず、産休や育休は取得できるため、派遣社員も当然利用できます。ただし、派遣社員が取得するには、いくつかの条件があります。まず、産前休業を派遣社員が希望する場合、出産予定日の6週間前、多胎の場合は14週間前に派遣契約をしているのが条件になります。妊娠の判明から産前休業の開始予定日までに契約満了になる場合、更新されないと条件を満たせなくなります。
派遣社員が育休を希望する場合は、以下の条件をすべて満たす必要があります。
・子どもが1歳6ヵ月になる日までに労働契約の満了が明らかでないこと
・週に3日以上働いていること
産休・育休制度を利用したい場合は、あらかじめその旨を派遣会社に伝えるようにしましょう。
融通が利くか
子どもが小さいうちは毎日保育園や幼稚園に送り迎えをしなければなりません。そのため、保育園のお迎えに合わせた時短勤務の職場やシフトが組める職場、残業のない職場を紹介してもらいましょう。子どもが急な病気になった時に気兼ねなく帰れるか、休みを取れるかも重要なポイントです。
子育て中だったり、子育て経験があったりする従業員が多い職場を選ぶのもおすすめです。そういった職場は、お互いさまという意識が生まれやすく、子育てをしながらの仕事に理解があります。結婚して子どもが産まれても、産休や育休をとって職場復帰するのが当たり前とされていれば、安心して仕事に集中できます。また、子育てと仕事の両立や悩みの相談に乗ってもらい、アドバイスがもらえるのも心強いでしょう。
従業員数・処方箋枚数
従業員数と処方箋枚数は業務の忙しさに大きく関わってきます。少人数の職場や処方箋枚数が多い場合、ひとりあたりの業務量が増えてしまうため、何かあった時に言い出しにくくなるかもしれません。一方で、従業員が多くて分担ができている職場なら負担も軽減されるので、ママ薬剤師として働きやすくなるでしょう。
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