薬剤師派遣・単発・パート・バイト・正社員求人情報

薬剤師の働き方には、ほかの職種と同様に正社員、派遣、パート、アルバイトなどさまざまな雇用形態があり、ライフステージや希望に合わせた働き方が可能です。そのなかでも自由度の高い働き方を求める人に人気が高いのが派遣や単発派遣。時間や業務内容の面で正社員としては働くことが難しいとしても、融通が効く派遣でなら働けるという薬剤師も多いのです。

今回は、薬剤師の派遣・単発派遣で働くメリットや注意点とともに、仕事の選び方について紹介します。

薬剤師の派遣求人

派遣は人材派遣会社と雇用契約を結び、派遣先で働く働き方です。雇用期間が31日以上かつ週20時間以上の契約が一般的です。契約先である派遣会社の福利厚生を受けることができ、一定の条件を満たせば社会保険への加入や有給休暇の取得なども可能。仕事の悩みや不安を相談できるほか、直接しにくい就業条件の交渉なども派遣会社が行います。薬剤師の派遣で多いのは、調剤薬局での調剤業務メインの求人です。

派遣の場合は就業条件を事前に明確にして、合意のもとで雇用契約を結ぶため、より自分の条件に合った職場で働けるが最大のメリット。働いてみてから「想像と違った」ということはありません。

また、同じ職場で働ける期間は最長3年なので、さまざまな職場を経験することができます。ブランク後に正社員をめざす場合も、「紹介予定派遣」なら事前に職場を経験してから正社員勤務を検討することが可能です。

薬剤師の単発派遣求人

派遣のなかでも「30日以内かつ週20時間未満」の雇用期間で働くのが単発派遣。基本的な条件は派遣と同じです。派遣に比べてさらに働く期間が短いため福利厚生は利用できないケースがほとんどですが、最短で1日から働ける雇用形態です。

求人があれば同じ就業先で複数日働くこともできます。短期間のため服薬指導や接客業務がメインですが、場合によっては調剤業務を行うこともあります。

突発的な人員不足や状況に対応するために募集されることが多く、一般の派遣よりもさらに高時給の傾向です。、空き時間を活用した副業など、短期間でも稼ぐことができるのが最大のメリットといえます。また、ママ薬剤師さんのようにブランクがある人のスキル維持にも有効です。

希望条件の仕事を見つけるには

希望条件に合った求人を見つける一番の方法は、専門のサービスや派遣会社を使うこと。個人ではたどりつけない非公開求人を保有していたり、専門のアドバイザーが仕事選びをアドバイスしてくれたり、悩みや不安の相談に乗ってくれたりします。

派遣会社の選び方によって効率の良さや成功するかどうかも変わってくるので、派遣・単発派遣に強い派遣会社に複数に登録するのがおすすめです。さらに、選ぶ際には次のポイントを意識して選んでみましょう。

1.希望エリアでの派遣・単発派遣求人数の多さ

自分の働きたいエリアでの求人数が多ければ、それだけ希望の働き方が見つかる確率もあがります。特に単発派遣求人はコロナ禍以降減少傾向で、求人を扱う派遣会社も限られます。単発派遣求人数が多い派遣会社を選ぶのもポイントです。

2.時給相場の高さ

時給2.200円～3,000円が相場の派遣に対して、単発派遣の時給相場は2,800円～3,500円と高い傾向にあります。ただ、同じ派遣・単発派遣でも派遣会社によって時給は変わってきます。稼ぎたい場合は、より時給が高い派遣会社を選ぶのも大切なこと。さらに派遣日直前の単発求人を探せば、時給が4,000円～5,000円という可能性もあります。

3.研修や福利厚生の充実度

派遣や単発派遣の場合、即戦力が求められる傾向にあるので研修がないこともあります。特に調剤業務は、職場によってやり方が異なることもあるので調剤業務のスキルはあるほうが有利です。

調剤業務に自信がない、経験が浅いという場合は、研修制度が充実している派遣会社を選ぶことがスキルアップへの近道にもなります。また、派遣の場合は就業先ではなく派遣会社の福利厚生が適用されます。働きやすさを考えれば、福利厚生が充実している派遣会社を選ぶのが良いでしょう。

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