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薬剤師のライフスタイル
2024.03.27
薬剤師派遣求人で、派遣担当者に確認しておきたい仕事内容&働き方
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新しい職場で働く際には、採用条件や仕事内容だけでなく、職場の雰囲気や業務の詳細をあらかじめ知っておくことができれば、安心して仕事を始めることができます。
募集要項である程度のことはわかっても、それだけで安心とはいえないでしょう。
調剤薬局や病院、ドラッグストアに直接雇用される正社員やパート薬剤師は、わからないことを直接職場に聞かなければなりません。
しかし、派遣薬剤師の場合は、派遣会社の担当者に詳細を確認できるため、直接聞きにくいことも気軽に聞けるのがポイントです。
今回は、薬剤師の人材派遣サービスを利用するとき、派遣担当者に確認しておくとよいことを紹介します。
目次
具体的な仕事内容
まずは具体的な仕事内容を確認することが大切です。
時給・年収や待遇だけで派遣先を選ぶと、慣れない科目で苦労したり、質問をする余裕がなかったりするなど、働き始めてから悩みを抱えることがあります。
ドラッグストア、調剤薬局、病院など働く場によって仕事内容が異なるので、しっかり把握しておきましょう。
【調剤薬局】
派遣薬剤師が調剤薬局で担当するのは、主に投薬です。
ただし、在宅をメインとする薬局の場合は、正社員が患者様の自宅に足を運び、派遣薬剤師が調剤を担当するケースもあるようです。
また、一人薬剤師として派遣された場合は、調剤、監査、投薬のすべてを担当することになります。
このように職場によって仕事内容が異なるため、担当業務の範囲とその内容を聞いておくようにしましょう。
総合病院の門前薬局では難しい処方箋を扱うことが増えるため、複数の科目がある時は科目ごとの割合まで聞いておくと安心です。
【ドラッグストア】
OTC販売単独のドラッグストアの派遣は少なく、調剤併設型ドラックストアで処方箋調剤の服薬指導をしながら、OTC販売も行うことが多い傾向です。
OTCの販売業務は、「お客様にヒアリングして健康の相談に対応する」「既往歴や併用薬を聞いて服薬指導をする」といった仕事があります。
そのほか、レジ打ちやOTC商品の補充といったドラッグストアの日常業務に対応することもあります。
一人薬剤師で管理システムが充実していない場合は、管理業務全般を任されるケースもあるようです。
自分がしたい仕事とのズレがないかを知るためにも、どこまで担当するかを押さえておきましょう。
【病院】
労働者派遣法の第4条「労働者派遣事業を行ってはいけない業務」によって、病院では一般的な派遣社員は働けません。
将来的に直接雇用になる「紹介予定派遣」や「産前産後休業、育児休業、介護休業などによる代替」などは、例外として勤務可能です。
派遣社員とはいえ、正社員の代替のイメージが強く、正社員と同じような仕事を担当することになりますが、基本的には調剤を担当することが多く、外来患者への服薬指導も行います。
一部の決まった仕事を行う派遣とは仕事内容が異なる可能性が高いため、事前に派遣担当者に確認しましょう。
時給の金額
パートに比べると時給が高いといわれる派遣社員。
平均時給は2200円~3,000円となっており、月ごとの時給換算では正社員より高いケースもあります。
ただし、派遣薬剤師には基本的にボーナスがないため、年収換算すると正社員のほうが給与は高くなることが多いようです。
派遣薬剤師の時給が高いといっても、地域や職場によって金額はさまざま。
自分が納得する年収を得られるかどうかを計算するためにも、時給と働く時間を確認しておくようにしましょう。
福利厚生の有無
派遣薬剤師には福利厚生がないと思っている方もいるかもしれません。
しかし実際は、派遣社員は派遣会社が提供する福利厚生を受けることができるので、派遣会社と契約する際には必ずその内容をチェックしてください。
雇用保険、労災保険、厚生年金保険や健康保険などの社会保険は完備されていることが多く、勤務時間、勤務日数、出勤日数によって、有給休暇、産休・育休制度が利用できます。
独自の福利厚生を用意している会社もあるので、派遣会社についても調べておきましょう。
仕事の忙しさ
派遣薬剤師は多忙で人手が足りていない職場の求人もあり、総じて即戦力が求められます。
忙しい職場を避けたい人は、派遣担当者に相談し、職場の状況を聞いたうえで決めるようにしましょう。
一緒に働く薬剤師が少なければ負担が大きくなり、一人薬剤師の店舗もあるため、派遣担当者に「希望勤務日は何人体制なのか」「一人薬剤師になる可能性はあるのか」を聞いておくと安心です。
また、しっかり休憩を取るために、忙しい時間帯や休憩時間についても確認しておきましょう。
派遣薬剤師を募集する理由
調剤薬局やドラッグストアが派遣薬剤師を募集する主な理由として、「急な退職者が出たので、代わりの薬剤師を確保したい」「正社員の薬剤師がすぐに見つからない」「人手不足で募集をかけても採用できない」などがあります。
興味のある職場があれば、ぜひ採用担当者に募集理由を聞いてみましょう。
職場の雰囲気
気持ち良く働くためには、職場の雰囲気も知っておきたいところです。
「人間関係が難しかった」「いつまでも新入り扱いで、気を遣われて大変だった」という声もあります。
自分に合わない職場だと、仕事上のコミュニケーションが取りにくくなり、スムーズに働くのが難しくなります。
職場の年齢層などを聞いて、自分に合うかを考えるのもおすすめです。
働き方の柔軟性
「育児で忙しい」「介護がある」「趣味を充実させたい」といった理由で、派遣薬剤師を選ぶ人もいるでしょう。
正社員に比べて融通の利く派遣社員を選ぶなら、柔軟な働き方ができるかは大きなポイント。
ママ薬剤師の場合は、子育てへの理解があることも重要です。
保育園の急なお迎え、子どもの病気による欠勤などに快く対応してくれる職場かどうかも聞いておきましょう。
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