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薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師の仕事・キャリア

2023.07.17

辞めるべきか、残るべきか?薬剤師が転職する前に考えたい7つのチェックポイント

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人間関係が悪い、通勤時間が長い、年収をアップさせたい…転職を考える理由は人それぞれです。転職は待遇や年収アップなど良い面もありますが、同時に失敗するリスクも存在します。

特に20代で経験が浅い薬剤師の場合、比較する対象が圧倒的に少ないため、自分のいる環境が悪いのか、恵まれているのか判断しづらいものです。その結果、転職後に後悔してしまうケースも多く存在します。

薬剤師として納得の転職をしたいと考えたら、まず次の7つの点について確認してみてください。

1.辞めたいと思う理由を深掘りしたか

今の職場を辞めたいという理由をしっかり分析しないと、転職しても後悔をしてしまう可能性が高くなります。たとえば、転職したい理由が人間関係の悩みだった場合、新しい職場に行ったから解決するとは限りません。

コミュニケーションをとるのが苦手という根本的な原因があった場合、どの職場にいっても人間関係に悩むことになります。

アプロ・ドットコムで転職支援を行った若手の男性薬剤師のYさんの事例を紹介しましょう。

Yさんによると、1社目は女性の先輩とそりが合わず転職、2社目は事務職の女性と険悪な状況になり職場にいづらくなったとのこと。コーディネーターが丁寧に話を伺っていくと、年齢が近い同性の薬剤師がいなかったため相談しづらく、追い詰められてしまったことが根底にあることがわかりました。

アプロ・ドットコムの紹介で、Yさんと年齢の近い男性薬剤師がいる職場へ転職。現在は人間関係に悩むことなく充実して働けているそうです。

Yさんが理由を深堀りすることなく再び転職をしていたら、また人間関係で悩むことになったかもしれません。どのような人間関係が苦手なのか、どのような環境ならば自分にあっているのか、しっかりと悩みの原因を深堀りすることが重要です。

2.同僚や上司に相談したり、会社に働きかけたりしたか

今の職場の不満や問題は転職せずに解決できることもあります。転職をすると、業務の細かいルールや流れが変わり、慣れるまで大きな負担です。異動ならば負担が少ないまま希望する環境を手に入れられる可能性があります。

たとえば、通勤時間が長くなる店舗に配属された、特定の科目しか経験できないのが不満という場合は、異動届けを出すことで解決できるかもしれません。人材育成を経験してみたいということであれば、上司に相談すると業務の見直しが行われることもあります。

まずは、同僚や上司、会社に相談をして、それでも叶わなければ転職…と考えても遅くはありません。

3.現職でやり残したことがないか

辞めたい理由が、自分のスキル不足ということはないでしょうか。20代での転職ならポテンシャル採用が行われますが、30代以上ならば即戦力としての活躍が期待されます。

40代以上ならば、マネジメント経験も欲しいところです。また、転職回数が多いほど、採用してもすぐに辞める可能性が高いと判断され不利になりがちです。

今の職場でまだ身につけていない知識や経験がある、自信を持って取り組めない業務があるという方は、まず今の職場でスキルや知識を磨きましょう。経験や知識が武器となり、転職時に有利な条件を引き出すことができます。

4.今の職場の状況をリサーチする

今の職場に不満があっても、それが異常なのか、普通なのか。経験が浅い場合や1社しか経験がない人にとってはわからないものです。転職を考え始めたら、人材紹介会社に相談し、今の自分の職場の不満と転職したい理由を話してみましょう。

人材紹介会社は数多くの現場を見ているため、あなたの職場環境が異常なのか、逆に恵まれているのか判断することができます。

ただ、残業があまりにも多い、残業代が支払われないといった法律違反に該当しかねない場合や、心身のバランスを崩したなど健康に問題がある場合は、迷わずに転職に向けて動き出しましょう。

5.働き方を変えれば解決できるか

正社員の場合、仕事の負担や責任は重いですが、年収と安定性は抜群です。一方、派遣やパートは働く時間を短くすることで、プライベートの両立がしやすくなります。

小さなお子さんがいる、介護をする必要がある、体力面が不安といった場合は、同じ職場で働き方を変えてみると、悩みが解決できる場合があります。上司に相談をしてみましょう。

6.今の不満は転職すれば解決するのか

働いていれば、何かしらの悩みやトラブルがあるものです。その悩みやトラブルが転職でしか解決できないと判断した場合は、今の職場に残ることなく転職に向けて動き出した方がいいでしょう。

たとえば、通勤時間が長い、人間関係のトラブルがあるため異動を希望したが叶わなかった、社内調整も行われなかった、経験する業務を増やしたいと上司に相談したが、見直しが行われなかったという場合は、転職以外に解決ができません。

7.転職して叶えたいものは明確か

転職でひとつの悩みが解決しても、自分の思いもよらない部分や自分が当たり前だと思っていた部分で条件が悪くなった場合、後悔することになるでしょう。通勤時間を短くしたいと考えて職場を選んだ場合、前の職場のように業務が効率化されておらず、余計にストレスがたまったという話もよく聞きます。

転職により、収入、業務内容、職場の雰囲気、福利厚生など全てが良くなるとは限りません。今の職場の良い面、悪い面、新しい職場で譲れない条件、妥協できる条件など、あらゆる情報を総合的に判断して、転職を決意し、求人をチェックすることが重要です。

「アプロ・ドットコム」のコーディネーターが転職理由の深堀りをサポート

辞めたい理由を深堀りする、譲れない条件を明確にするなどの作業は、一人で考えていてもなかなかうまくいかないうえに時間もかかります。そのような場合は、プロのコーディネーターがいる「アプロ・ドットコム」にご相談ください。

薬剤師の転職支援が豊富なため、話しているだけで悩みや希望条件が整理され、転職が成功へと近づきます。相談したら転職をしなければならない、ということはありませんので、お気軽にご相談ください。

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