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薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。
薬剤師の仕事・キャリア
2025.03.24
「薬剤師に向いてないかも…」と思ったときにやっておいたほうがいいこと

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薬剤師として働いている中で「もしかしたら薬剤師に向いていないのかもしれない」「この仕事を続けていていいのかな」と思ったことがある人もいるでしょう。薬剤師に向いていないと思ったきっかけは人それぞれですが、実は薬剤師の仕事が向いていないのではなく「今の職場が合っていないだけ」ということもあります。
今回は、「薬剤師に向いてないかも」と悩んだ時にやった方がよいことを紹介します。衝動的に動いて後悔しないためにも、参考にしてみてください。
目次
薬剤師としての自分の強み・弱みを整理する
まずやったほうがいいのが、薬剤師としての自分を客観的に振り返ることです。薬剤師の仕事は細かく多様な作業の積み重ねです。思い浮かぶ限りの業務を書き出し、「得意な業務」「不得意な業務」「好きな業務」「できれば避けたい業務」とどんどん仕分けしていきます。自分の得意な業務と好きな業務を並べたリストを客観的に眺めると、自分はこういう強みがある薬剤師なのだと、あらためて知ることができるでしょう。
得意で好きな業務の比率が高く、能力を活かせる職場であるなら、今の職場でがんばっていくといいでしょう。しかし、不得意な業務ややりたくない業務を避けられない場合は、それを負担に感じているのかもしれません。現在の仕事内容を作成したリストに照らし合わせて確認してみましょう。
向いてないと思う原因を明確にする
そもそも薬剤師に向いていないと思ったのはなぜなのか、振り返ってみましょう。「ミスが許されない仕事なのに、ときどきミスをしてしまうので、薬剤師には向いていないかもしれない」と思ったら、なぜそうなってしまうのかを冷静に考えてみてください。
大きなミスをしてしまったことが原因で向いていないと思った場合は、もしかしたらショックを受けて立ち直れていないだけかもしれません。一度しかない体験に引きずられず、再発させないように適度な緊張感を持って仕事をすることで、克服できるかもしれません。
細かいミスが続いて自信がなくなっているケースでは、自身の注意力不足だけでなく、職場のシステムが整っていなかったり、仕事量が多すぎて常にスピードが重視されていたりすることもあります。自分だけが原因なのか、何か改善できる点はないのか考えてみましょう。
「休みが少なく体力的に厳しい」「プライベートの時間が確保できない」などの理由が思い浮かんだら、どのくらいの時間なら働けるのか、通勤時間や残業など、無理のない働き方を整理します。
職場を変えてみる
薬剤師に向いていないかもしれないと思っていたのに、職場を変えることで見違えるように活き活きと働くことができる人も多くいます。自分が優先したい条件が叶う職場に転職することで生活が変わり、「薬剤師になってよかった」と思えるようになるかもしれません。
職場の人間関係を負担に感じていた人の中には、転職したら楽しく働けるようになったという人がいます。狭い空間の中、毎日同じメンバーで仕事をしていると、気が合わない人がいるのは大きなストレスになります。
この場合は、大規模で多くの薬剤師が在籍している店舗へ転職すれば、リフレッシュできる可能性があります。逆に大人数で希薄な関係性が嫌だった人は、小規模薬局で働いてみるのもいいでしょう。いずれの場合も、現在の職場で嫌だと思うところと真逆の職場を選んでみると、解決することがあります。
調剤薬局やドラッグストアで働いていると、転職しても同じような仕事をするのなら薬剤師以外の仕事をしようと思う人がいるでしょう。しかし、薬剤師の仕事は薬局だけでなく、病院勤務や一般企業で薬剤師の資格を活かすポジションもあります。情報収集をしたり、薬剤師同士で情報交換したりすることで、全く新しい仕事が見つかることがあります。
人材サービスのキャリアアドバイザーに相談し、評価してもらう
ひとりであれこれ考えてみたけれど、結局どうしたらよいのか決められずに我慢して働いているという人もいるのではないでしょうか。ずっと悩んでいて解決しない人は、人材サービスのキャリアアドバイザーと話をしてみることをおすすめします。
「友人や知人と話すと愚痴になり、何となくスッキリした気がするけれど何も解決していない」という人もいるようです。薬剤師業界に詳しい人材サービスのキャリアアドバイザーなら、転職市場や業界の動向、今までのキャリアを活かしたらどんな仕事ができるのかなど、客観的なアドバイスをもらえます。
アプロ・ドットコムは、転職すると決めていなくても相談OK
薬剤師専門の転職サポートで25年以上の実績があるアプロ・ドットコムのカウンセリングは、業界動向や求人の最新事情に精通したキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングをするところからスタートします。その場では、現在の職場での悩みを率直に伝えてください。転職すると決めていない方に、求人を強引に勧めるようなことはありませんので、ご安心ください。
アプロ・ドットコムは正社員だけでなく、派遣、アルバイト、パートなど、さまざまな求人を取り扱っており、「疲れてしまったからフルタイムの仕事はしたくない」「いろいろな職場を見てみたい」「キャリアプランを考え直したい」など、さまざまな要望に合った仕事やキャリアを提案しています。薬剤師として働き続けるか迷っている方、転職について考えても結論が出ないという方は、ぜひ一度ご相談ください。