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薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師の仕事・キャリア

2025.02.21

薬剤師が「今の仕事辞めたい」と思った時、後悔しない決断のポイントとは?

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薬剤師として働いている中で「転職したい」「薬剤師を辞めたい」と思ったことがある人もいるでしょう。同じ職場で同じ仕事を続けていると、誰もが「もっといい仕事があるかもしれない」などと思うものです。今回は、衝動的に動いて後悔しないために、「今の仕事を辞めたい」と思った時にどのように決断したら良いのか、辞めたいと思った理由ごとに紹介します。

人間関係が良くない

薬剤師の職場は、少人数かつ狭い空間で毎日同じメンバーが働くことが多くなります。そのため、人間関係が悪いと大きなストレスを感じるでしょう。同じ空間に苦手な人が1人いるだけでも苦痛を感じるうえ、女性の多い職場でありがちな派閥問題がある職場も。自分自身は皆と問題なくやっていても、常に揉めたりギスギスしたりしている人たちがいるため、疲れてしまうというケースもあります。

「ストレスが溜まっている」「仕事や職場のことを考えるだけで気分が落ち込む」というような場合、無理せず現在の環境を見直すことをおすすめします。ただし、仕事や待遇に問題がないのであれば、配置転換や異動が可能かどうかを相談してみるという手もあります。「異動が認められなかった」「小さな組織で異動先がない、などの場合は転職を視野に入れて考えましょう。

残業時間が長すぎる

残業時間が長い職場もある薬剤師。薬局によっては、業務量と薬剤師の人数が合っていない店舗もあるようです。常に固定の少人数で仕事を回している職場の場合、一人ひとりの業務量が多くなり残業をしないと仕事が終わらなくなります。

常に残業が多い職場の場合、有給休暇なども取得できないことが多いでしょう。仕事の時間が長くなるとプライベートの生活を犠牲にせざるを得ません。このような生活は長くは続けられないと退職を選択する人が多いようです。

残業時間は変わらなくても通勤時間が減るだけで負担が軽くなるケースがあるので、異動が可能な場合は上司に相談すると良いでしょう。ただし、業務時間の長さは体調や精神面の不調につながる可能性が高いので、無理は禁物です。月40時間を超える残業が続くようなら転職を検討しましょう。

仕事内容が思っていたものと違う

薬剤師の仕事とひと口にいっても業務はそれぞれです。仕事内容に「調剤薬局での業務全般」とあっても、会社の規模や方針などにより大きな違いが出ます。仕事内容が自分の理想、想定と大きく違ったために転職を考えている場合は、自分がどんな仕事をしたいのか具体的に整理しましょう。

資格を取得することなどで、今の職場のまま希望の仕事内容が実現できることもあります。転職する場合は、求人として出ている情報だけでなく、実際にどんな仕事をしているのか確認してから、職場を選んだ方が良いでしょう。

制度が充実していない

薬剤師の仕事は患者様の健康に直結します。そのため、常に勉強をし続けることが求められ、ミスや間違いは許されません。先輩薬剤師からのフォロー体制が整っていたり、研修制度によって情報のアップデートの機会があったりする職場の場合、働きながら成長することが可能です。

しかし、規模が小さい薬局の場合など、研修や教育を受ける機会がない職場もあります。資格取得も難しくなり、キャリアアップを考えるともっと成長できる環境に転職したいと思う人が多いようです。

転職する際は、社内研修や勉強会の有無、職場でのフォロー体制について調べましょう。制度としてはあるものの、実際にはまったく稼働していないケースもあるので要注意です。

薬剤師の仕事が向いていない

薬剤師として働いているうちに、薬剤師という仕事に向いていないのではないかと思う人もいるようです。適性に疑問を抱く薬剤師の声に耳を傾けると、「ミスが続き怖くなってしまった」「プレッシャーが大きくストレスに負けそう」「ルーティーンワークが多く成長するイメージがない」などの理由が多く挙げられています。

よくよく考えてみると、薬剤師が向いていないのではなく、現在の職場環境が要因の可能性もあります。薬剤師の仕事を辞めると決断する前に、他の環境で働いてみたほうがいいでしょう。フォロー制度が整っていたり、自動化が進んでいたり、マネジメント業務を行ったり、派遣社員として決まった業務だけ担当したりすることで、今までとは違う視点をもって薬剤師として働けるかもしれません。

次の働き方を決める

転職活動をする前に、転職する理由と絶対に譲れない条件を整理しましょう。また、雇用形態によって実現できることが変わってきます。マネジメント方向でキャリアを積んでいきたい場合は正社員に転職する必要があり、仕事内容や勤務時間を限定したいなら派遣社員として働くことをお勧めします。自分が求める条件が実現できる働き方を探しましょう。

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アプロ・ドットコムは薬剤師の正社員転職支援、アルバイト・パートの求人情報提供や、人材派遣サービスを行っています。アプロ・ドットコムのキャリアアドバイザーは、求職者と企業の両方を担当しており、求人情報には載っていない詳細な情報を伝えることができます。

仕事内容、働き方、勤務地など希望条件が明確になっていない段階でも、ご相談ください。キャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングし、優先順位を決めるところからサポートします。「具体的に転職を検討してみたい」「派遣薬剤師について知っておきたい」という方は、無料サポート登録をしていただければ、お声がけさせていただきます。