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薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師の仕事・キャリア

2025.04.04

「薬剤師の派遣社員が正社員より向いている」という人に共通する7つの特徴

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「やっぱり正社員として安定的に働くのが安心」と思っている人は多いかもしれません。確かに正社員であることは安心感があり、キャリア設計の見通しも立てやすいなど、さまざまなメリットがあります。

しかし、誰もが正社員になるのがベストかといえば、そうとはいえません。働き方、ライフスタイル、人生の中での優先順位は人それぞれで、同じ環境で働いても全員が満足するわけではないからです。

自分らしく働き、自分らしく生活するうえで、正社員よりも派遣社員が向いている人もいれば、向いているといえるタイミングもあります。今回は、派遣薬剤師という働き方が向いているのはどんな人なのか解説します。「自分は派遣薬剤師の方が向いてそう」「しばらくの間は派遣薬剤師として働いた方がよさそう」など、自分と照らし合わせて読んでください。

派遣薬剤師の働き方とは?

まずは、派遣薬剤師とはどんな働き方なのかを説明しましょう。派遣薬剤師は派遣会社と雇用契約を結び、就業先企業へ派遣されて勤務します。社会保険や福利厚生は契約を結んだ派遣会社のものを活用しますので、派遣会社選びは慎重に行いましょう。

一般的に、派遣会社のHPで見つけた仕事へ応募するか、派遣会社の担当者に条件を伝えることで自分に合っている仕事を紹介してもらいます。派遣社員の場合、契約期間、仕事内容、勤務時間、残業の有無などすべて契約書に記載されますので、勤務開始後に「聞いていた話と違う」などとなることはありません。万が一、契約書の内容と違った指示を出された場合でも、派遣会社の担当者が間に入って解決してくれるので安心して働くことできます。

では、そんな派遣薬剤師に向いている人の特徴を解説します。

投薬など得意な実務に集中したい人

派遣として働く場合、同じ会社で同じ仕事をするのは最長3年という派遣法に基づくルールがあります。短期の派遣はもちろん、長期間の勤務であっても、実際には数ヵ月ごとに契約を更新していく形が主流です。そのため、勤務先企業もさまざまな業務を一から覚えてもらうのではなく、効率よく業務を進めるため、ピンポイントの業務に集中してほしいと思っています。

派遣薬剤師の場合、最初の契約時点で双方が合意した業務内容が契約書に明記されており、それ以外の仕事は行いません。「あれこれ幅広い業務を担当するのではなく、得意な業務だけを担当したい」「経験が足りない業務に集中して向き合ってスキルアップしたい」「調剤ミスをしてしまってから自信がないので、しばらくの間は投薬だけをやりたい」「ブランクがあるので限られた業務に集中して勘を取り戻したい」など、理由はそれぞれでも、好きな仕事を選べるのは派遣薬剤師ならではのメリットです。

「やりたい仕事、やりたくない業務がある」という人は、その内容とともに業務内容が最優先だと派遣会社の担当にしっかり伝えて仕事を探してもらいましょう。

さまざまな職場で働きたい人

病院への薬剤師の派遣は、紹介予定派遣や産休・育休の代替など特別な場合を除いて禁止されています。そのため、派遣薬剤師としての勤務先の多くは、調剤薬局とドラッグストアになります。最近では調剤が併設されているドラッグストアが増えていますが、いずれも調剤業務では投薬がメインになるケースが大半です。ドラッグストアの店舗業務ではOTCの説明・販売、品出しやレジなども担当します。

担当業務は同じでも、職場によってやり方やルール、使用する機械、システム、管理方法などは違うものです。応需科目の違い、在宅業務の取り扱い比率などによる雰囲気の違いもあるでしょう。多くの職場で実際に働くことにより、幅広い知識や経験を積むことができます。自分に合っている職場はどのくらいの規模でどのような仕組みの所なのか、どの業界がいいのかなど、今後のキャリアアップに備えて一定期間、さまざまな職場での勤務を実際に体験できるのも派遣薬剤師のメリットです。

毎日、同じ職場で同じメンバーでの仕事が続くことを苦痛に感じる人には、定期的に新しい職場に移り新鮮な気持ちで勤務できることもメリットになります。

たくさんの職場を体験したい場合は、派遣会社の担当に「なるべく業務体系や雰囲気などが違っている職場を経験していきたい」と伝えておくといいでしょう。いくつかの職場を経て希望の条件が固まったら、それを伝えることで、より希望に合った仕事に出会えるはずです。

年収やキャリアアップよりもライフスタイルを重視したい人

働き方に対する価値観は人それぞれですが、安定して働けること、確実な年収を確保すること、役職やキャリアアップを重視する人は多いでしょう。一方、「仕事以外のプライベートの時間を最優先したい」「一年の半分は海外にいたい」「推し活のスケジュールを優先したい」など、ライフスタイルを守りたい人も多くいます。

派遣薬剤師の最大のメリットといえば、自由度の高さでしょう。正社員の場合は残業が断れなかったり、急遽の人員補充のために休日出勤が発生したり、転勤や異動が断れないケースもあります。その点、派遣薬剤師の場合は就業時間や職場の場所、残業の有無などを自分の希望条件に合わせることが可能です。そのため、仕事の拘束時間と自由な時間をきちんと把握して、コントロールできます。

派遣なら、プライベートを確保した上で条件に合う求人を探すことができます。趣味の時間を確保したい、他に勉強したいことがある、介護で長時間外出できないなど、一見働くのが難しそうな条件の人でも派遣薬剤師として働いている人は多くいます。

希望にとても近いけれど、この点だけは難しいなど懸念点がある求人の場合は、派遣会社の担当者に相談して就業先企業へ交渉してもらうこともできます。

子どもの成長に合わせて働き方を変えていきたい人

子どもが小さい時期は、外に働きに行くのは大変だという人がほとんどでしょう。育児が落ち着くまで仕事は休むという人もいる一方、「短時間でもいいから働きたい」「ブランクを作りたくない」という人もいます。薬剤師の世界は日々の勉強や最新情報をキャッチしていくことが必須のため、仕事から完全に離れず、少しでも仕事を続けていたいという傾向が強いようです。

派遣薬剤師なら、現在の自分の状況に合わせて無理のない仕事を探すことができます。様子見で単発の仕事を選んだり、週2回の短時間勤務にしたり、ある程度慣れてきたら勤務時間を伸ばしたり、勤務日を増やしたりと、自分と子どもの状況に応じて段階を踏んで調整ができます。また、夏休みや冬休み、春休みといった長期休暇の時期は仕事を休んだり、合宿などで子どもだけが出かける日に仕事を入れたりと、柔軟な働き方ができるのが最大のメリットといえるでしょう。子育てがひと段落してきたら、正社員復帰やフルタイム勤務に備えて、勤務時間の長い仕事を経験することも可能です。

派遣会社の担当に、先の行事のスケジュールが決まったら共有しておくと都合に合う仕事を紹介してもらいやすいでしょう。

仕事だと割り切って働ける人

どんな仕事や職場でも全く不満がないということはありません。特に、狭い空間で毎日同じメンバーが働いている薬局などでは、人間関係の問題も起きがちです。派遣薬剤師の場合、長期間勤務が前提ではないことから、「職場になじみづらい」「ちょっとした壁を感じる」という声があります。しかし、そもそも職場の人に業務が問題なく進められる程度のやり取り以外は求めていない人であれば何も問題は感じないでしょう。

その職場のやり方やルールをすぐに覚えなければいけないなど派遣ならではの苦労もありますが、要領良くこなせるタイプやわからないことはすぐに確認し、テキパキ仕事を進められるタイプであれば問題ないでしょう。いちいち「こんなこともできないなんて」と自分を責めていては仕事になりませんが、「初めての場所だからこんなものだろう。間違いがないように丁寧に確認しよう」と考えられる人なら上手くやっていけます。

納得のいかないルールがあったり、合わない人がいたり、不満があっても、「仕事中は仕事だけに集中する」「職場の人とは距離を置いて、馴れ合わないようにする」「世の中にはいろいろな人がいるから仕方ないと受け入れる」など、仕事としてドライに割り切れる人は強いストレスを感じないで済むでしょう。

定年まで働くことを前提とした仕事とは違い、派遣は短期契約が中心です。「契約期間中はしっかり仕事を遂行して、短期間・短時間で高収入を得るぞ」「合わない人がいても契約期間だけうまく付き合えば良い」「契約期間が限定されているので細かいことは気にしない」と割り切って、自分の優先事項のために働けるマインドがある人に向いている働き方です。

好きな業務にだけ携わりたい人

「調剤だけやっていたい」「マネジメントや経営に関わるのではなく現場で仕事を続けていきたい」など、仕事をするうえで好きな業務と避けたい業務は誰しもあるものです。とはいえ、正社員の場合は「この仕事だけをやりたい」と業務内容を選ぶことはできません。年次を重ねていくと、マネジメントの比重が高くなっていくものです。

その点、派遣薬剤師なら契約する際に仕事内容が明確になります。自分がやりたい仕事に絞って、その業務だけをやる契約を結ぶことができるのです。リーダーや人をまとめるような仕事が苦手な人、予算や売上など数字を見なければいけないような業務を避けたい人には特におすすめの働き方といえるでしょう。

避けたい業務、やりたい業務が明確になっていると、自分に合った仕事が見つけやすくなります。派遣薬剤師として仕事を重ねながら好きな業務を明確にしていくことで、より働きやすい仕事をすることができるようになります。

短時間・短期間で効率よく稼ぎたい人

派遣薬剤師の平均時給は約3,000円と、一般的な派遣の仕事と比べると高時給です。仮に時給3,000円として、1日3時間で週3日勤務すると月108,000円と1ヵ月で10万円を超える収入を得られます。これが1日7時間で週5日勤務になると月42万円になり、契約期間が3ヵ月の場合126万円稼ぐことができるのです。

時給3,000円で計算しましたが、地方や郊外、交通の便のよくない立地の場合、さらにアップし時給4,000円台という求人もでてきます。また、夜間の時間帯や土日祝日などはさらに時給が上がるため、同じ店舗の同じ業務でも効率よく稼ぐことが可能です。

「旅行の費用を稼ぎたい」「一年のうち半分はしっかりと稼いで残り半分は自由に過ごしたい」「資格取得費用を貯めたい」など、一定期間集中して働きしっかり貯めたい人も、自由になる少しの時間で効率よく稼ぎたい人も、計画的に目標を実現できるのが派遣薬剤師のメリットです。

この期間でこのくらい稼ぎたいという目標がある場合、派遣会社の担当者に相談すれば実現の可能性が高くなることもあります。数ヵ月単位で働けるなら、地方の住居付き派遣求人の活用も可能です。薬剤師の集まらないエリアであることが多く、時給も高めに設定されているので、効率的に稼げるでしょう。

派遣薬剤師の働き方が向いているかもと思ったら「アプロ・ドットコム」

派遣薬剤師のほうが働きやすいかもしれないと思ったら、信頼できる派遣会社に登録しましょう。薬剤師の派遣は一般の派遣会社では扱っていなかったり、件数が少なかったりします。「アプロ・ドットコム」は薬剤師の派遣、正社員求人などに特化して25年以上の実績があり、薬剤師の仕事やキャリア、業界の情報に精通したキャリアアドバイザーが一人ひとりを担当するので安心です。

通常の派遣の他に単発派遣を多く取り扱っているのも、アプロ・ドットコムの特徴のひとつです。短期間・短時間の仕事に興味がある人は単発派遣の取り扱いがない派遣会社では思ったような働き方ができないこともあるので要注意です。

「派遣薬剤師についてもっと聞いてみたい」「本当に派遣薬剤師としてやっていけるか話を聞いてほしい」「派遣薬剤師として長く働いている人たちの事例がほしい」など、知りたいことがある人は、ぜひアプロ・ドットコムに連絡してください。質問にお答えしたうえで、現状をふまえたカウンセリングを行い、それぞれに合った仕事をご紹介します。

現在の仕事を辞める決心がついていない、ブランクがあって仕事を再開するか決めかねているなど、今すぐに仕事を紹介してもらわなくてもいい人でも大丈夫です。ぜひ、気軽にお問い合わせください。

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