スタッフブログ
薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。
薬剤師の仕事・キャリア
2024.12.23
企業・病院・薬局に「こんな人がほしい」「成長しそう」と思われる正社員薬剤師の共通項とは?
- ドラッグストア
- 薬剤師
- 調剤薬局
- 転職
- 求人
- 正社員
- 仕事
- キャリア
- キャリアアップ
- アプロ・ドットコム
薬剤師として働きたい人のなかには、企業、調剤薬局、ドラッグストア、病院でどんな薬剤師が求められているのか知りたい人も多いでしょう。働く場所によって異なる点もありますが、今回は企業、調剤薬局、ドラッグストアの全てで評価される薬剤師の人物像、ヒューマンスキルについてわかりやすく解説します。
目次
探求心、学習意欲がある
薬剤師として働くには医薬品の豊富な知識が欠かせません。調剤併設店やOTC医薬品販売店舗であるドラッグストアで働いている薬剤師は、市販薬の知識も身につける必要があります。また、薬は日々進化しているため、どんな職場で働いたとしても知識のアップデートは必須です。そのため、薬学に興味があり、探究心と向上心を持っていることがとても大切です。薬剤師になってから取得できる資格もあるため、キャリアアップの一環として資格をめざす意欲がある人も、今後の成長を期待されるでしょう。
コミュニケーション力、ホスピタリティがある
薬剤師というと患者様との会話のイメージが強いかもしれません。実際、服薬指導や服薬後のフォローなど患者様と会話する機会は多く、年齢や症状の異なる人に対応する高いコミュニケーション力が必要です。付け焼き刃のコミュニケーションは患者様に勘づかれてしまうため、心からのおもてなしや深い思いやりなど、ホスピタリティも求められます。
一方で、患者様だけではなく、連携して働く医師や医療スタッフとの関わりも多く、薬剤師がスタッフにアドバイスをしたり、処方提案などを行ったりすることもあります。効率的で正確な業務のためには説明力を高め、協調するスキルなどが欠かせません。高いコミュニケーション能力は、薬剤師にとって大きな強みとなります。
傾聴力が優れている
薬剤師にはヒアリング力、いわゆる傾聴力も欠かせません。なぜなら、患者様から必要な情報を聞き出し、それを必要な人へ届ける役割があるためです。どんな人とも円滑なコミュニケーションをとる力が必要になるでしょう。
薬剤師の業務は対物業務から対人業務へと変わりつつあります。厚生労働省は、薬という「物」を扱う仕事より「人」と接する仕事に注力すべきだと発表しています。その結果、近年地域住民の薬相談や健康相談に応じたり、在宅訪問を行ったりする「かかりつけ薬局」が増えてきました。かかりつけ薬局では、さまざまな世代や症状の患者様に対応するため、思いやりを持って傾聴し、柔軟性のある対応することが必要です。
患者様のなかには、病気やケガで不安になっている人、薬を飲むことに抵抗感を抱いている人など、さまざまな人がいます。患者様の気持ちに真摯に耳を傾け、安心して薬を服用できるように指導やアドバイスができる薬剤師は今後も求められていくでしょう。
事実ベースで思考・行動できる
正確に情報を判断し、その事実をもとに行動できる人も薬局が求める人材です。処方される薬は患者様の治療のためのものですが、病気によっては命に関わることも。服用の仕方、副作用が生じていないかなどをしっかりと確認し、問題があった場合は医師に報告、提案しなければなりません。ちょっとした配合ミスが命に関わることもあるので、適当なやり方、大雑把な作業をする人は向いていないといえるでしょう。幅広い知識を持っているだけではなく、その知識を活かして地域の医療に貢献したり、臨機応変に対応したりするなど、実践的な行動力も必要です。
冷静さ、落ち着きがある
薬局のなかには、人手不足で忙しい職場、時間帯によって忙しい時間が続くところなどもあります。忙しいからといって慌てるのではなく、冷静に落ち着いて行動できる人を薬局は求めています。医療ミスを防ぐためにも、どんな忙しい時でも冷静に正しい判断力ができることが大切です。
責任感が強い
薬剤師の仕事は人の命を左右する可能性のある仕事です。だからといって、ミスしないように処方箋の扱いだけ注意すれば良いわけではありません。患者様はもちろん、医療関係者との連携が欠かせず、経験と知識をもとに自分で判断しなければならないことがたくさんあります。そのため、薬剤師という仕事や自分の判断に強い責任を持っている人が求められます。
細かい作業が好き
薬剤師の業務は薬剤の計量や調合、袋詰めなど、細かい作業が多いです。患者様によって薬剤を割って渡したり、1回分ごとに分包したりするなど、さまざまなやり方があります。薬に関する細々とした作業を1日中行うため、細かい作業が好きな人にぴったりです。好きとまではいえずとも、苦にならないことは必須でしょう。ミスしないように集中し、高いクオリティーを維持できる人も重宝されます。
薬剤師の転職は「アプロ・ドットコム」にご相談ください!
アプロ・ドットコムは薬剤師に特化した転職サポートを行なっています。正社員、派遣社員、パート・アルバイトなど、さまざまな求人を豊富に用意しているので、あなたにぴったりの仕事がきっと見つかるはず。サポート体制が充実しており、キャリアに悩んでいる人の相談にも対応します。薬剤師として転職を検討している方は、ぜひアプロ・ドットコムにお問い合わせください!