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薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師の仕事・キャリア

2024.10.22

パート薬剤師のメリット比較!調剤薬局VSドラッグストアはどっちがいい?

スマホを見る女性二人
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パート薬剤師として働きたい人の中には、どんな会社・職場で働くのがいいのか迷っている人もいるでしょう。「薬剤師は、どこで働いても同じでは?」と思っている人もいるかもしれません。しかし、薬剤師の仕事は働く職場によって大きく異なります。

この記事では、調剤薬局とドラッグストアにおける仕事内容と役割、給与、働き方などの違いを解説します。パート薬剤師として働こうと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

仕事内容と役割

【調剤薬局】

調剤業務では、医師が発行した処方箋の内容をもとにして、患者様の薬を調剤します。薬剤師は、患者様の症状と医師が発行する処方箋に違いがないか確認する役割を持っています。重複処方があったり、アレルギーなどの問題が見つかったりした場合、処方した医師に連絡して内容が正しいかを確認しなければなりません。

このように、医師と薬剤師の両者が確認することで、医療ミスを防止しています。調剤のほか、服薬指導、薬歴管理、健康相談、在宅医療業務などを任されることもあります。調剤薬局では、薬剤師ならではの業務を行えるのがメリットです。

【ドラッグストア】

ドラッグストアは、医薬品や化粧品を中心に、健康と美容の商品、日用品、加工食品などを販売しています。近年は、調剤が併設されているドラッグストアも増えてきました。

調剤併設ではないドラッグストアの薬剤師は、処方箋が不要な医療品を販売します。お客様の悩みや不安、健康状態などをヒアリングし、最適なOTC医薬品を提案するのが主な仕事です。医療品以外のサプリメントや衛生商品などを提供することもあります。

そのほか、接客やレジ打ちなど販売に関わる業務、商品補充やPOPの作成といった売場づくりなどを行うこともあり、仕事は多岐にわたります。ドラッグストアは医薬品だけに限らず幅広い商品をお客様に提供しており、さまざまな業務を経験してみたい人にはドラッグストアがおすすめです。

給与

令和5年賃金構造基本統計調査によると、パートやバイトなどの短時間勤務の薬剤師の平均時給は2,832円です。ここからは、調剤薬局とドラッグストアの給与の違いを紹介します。

【調剤薬局】

調剤薬局の時給は、2,000~2,500円程度です。とはいえ、多くの薬局は2,000円を超える時給で募集されており、待遇がよいところだと2,300~2,500円のところもあります。

【ドラッグストア】

ドラッグストアの時給はおおよそ2,000~3,000円です。2,000円程度のところが多いですが、条件によっては3,000円を超えることもあります。一方、2,000円を下回る1,800円程度の募集もあるなど、店舗によって金額が大きく異なります。

働き方

正社員とは異なり、パートは働く時間などを自由に選ぶことができます。ここからは、調剤薬局とドラッグストアそれぞれの働き方を紹介します。

【調剤薬局】

多くの調剤薬局は、近くの病院やクリニックの診察時間に合わせて営業しています。そのため店舗によって勤務時間は異なりますが、基本的に平日の日中の勤務になることが多いでしょう。

また、平日が一日休みになる薬局もあります。朝8時から9時に開局、17時から18時に閉局することが多いため、基本的にその時間内に働きます。日中だけ働きたい人には調剤薬局が向いているでしょう。


ただし、夜の診察に対応している病院が近くにある場合、調剤薬局も合わせて営業するため、シフト制になることもあります。

【ドラッグストア】

ドラッグストアは土日祝日も営業している店舗が多く、定休日がない店舗もあります。なかには24時間営業の店もあるでしょう。営業時間は長いですが、ほとんどがシフト制でスタッフの数も多いため、調整がしやすいのがメリットです。

営業時間が9時ごろから22時ごろまでと長いところが多いため、日中以外の時間でも働くことができます。フルタイムの場合、9時から18時の早番、13時から22時の遅番などのシフト制になることが多いでしょう。

医療機関の診察時間が終了した20時以降など、遅い時間はひとり薬剤師体制となる可能性もあります。ただし、パートの場合は、土日休み希望、早番のみに対応してもらえることもあり、融通が利きやすいといえるでしょう。

希望条件によって優先すべき職場は変わる

薬剤師として働くといっても、調剤薬局とドラッグストアではさまざまな点に違いがあります。

高時給で働きたい場合はドラッグストア、調剤に特化した働き方をしたいのであれば調剤薬局、夕方以降や土日祝日に働きたいならドラッグストアなど、希望条件によって選ぶべき職場は変わってきます。まずは自分が希望する条件を明確にしてみましょう。

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