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薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師の仕事・キャリア

2024.08.16

調剤薬局・病院・ドラッグストアの仕事内容の違いは?初めて転職する薬剤師は必見!

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薬剤師として働く場所はさまざまありますが、その中でも働いている人数が多いのは調剤薬局・病院・ドラッグストアです。では、調剤薬局・病院・ドラッグストアでの薬剤師の仕事はどのようなものなのでしょうか。

仕事内容の違い、またそれぞれの場所で働いた場合に身に付くスキルなどをレポートします。職場ごとの違いを理解し、転職を考える際の参考にしてください。

調剤薬局薬剤師

薬剤師の職場として最初に思い浮かぶのが調剤薬局という人も多いでしょう。病院の近くにある門前薬局や街中にある地域密着型の薬局など調剤薬局の店舗は数多くあります。

・仕事内容

調剤薬剤師は、医師が発行した処方箋に従って調剤する調剤業務、患者様への服薬指導や薬歴管理がメインの業務となります。必要な場合は、処方箋の内容に関して医師に疑義照会をすることもあります。これらの業務は、調剤薬局・病院・調剤薬局併設のドラッグストアすべての職場で共通する仕事であり、薬剤師の仕事の主流といえるでしょう。

ここ数年、国の医療費削減策に伴い、薬剤師に求められる仕事も変化しています。その影響で、在宅薬剤師やかかりつけ薬剤師など、薬剤の専門家として患者様とより密な関係を作り、長期に渡って見守っていくような仕事の比重が増えています。

・身に付くスキル

薬剤の専門家として、常日頃から最新事情を調べたり勉強したりすることは必須のため、医薬品に関する知識を身に付けることができます。また、調剤薬局は地域密着型の店舗が多く、在宅の対応を始め地域の患者様と深く関わるため、コミュニケーション能力が向上するでしょう。

・メリットとデメリット

調剤薬局で働くメリットは、勤務時間が一般的に9時〜18時前後の店舗が多いことです。近隣の医療機関の診療時間に合わせることが多いため多少の違いはありますが、病院やドラッグストアのように深夜までの営業や夜勤などは発生しないのが利点といえるでしょう。また、日曜や祝日は休みのことも多く、カレンダー通りの休みを取りやすいためワークライフバランスを取りやすい職場です。

デメリットとしては、ほとんどが特定の医療機関の処方箋の場合、身に付くスキルが特定の症状に対する知識に偏ってしまうことがあります。毎日同じような業務が続くことで退屈に感じる人がいるかもしれません。

病院の薬剤師

病院薬剤師の仕事は注射剤や抗がん剤など病院以外では扱えない、より専門的な業務が多いのが特徴です。

・仕事内容

主となる業務は⼊院患者の調剤、服薬指導などです。治療に必要な薬が市販されていない場合、製剤業務が発生することもあります。また、薬剤の専門家として医薬品情報を収集、整理し、病院に勤務するさまざまな分野のスタッフに提供します。

病院ならではの業務に治験業務があります。医師や看護師、製薬会社と協働し、未承認薬の臨床試験を行います。救命救急センターをもつ病院の場合、救急救命の現場で勤務することもあります。緊急性が高く、緊張感のある業務ですが、やりがいは大きいでしょう。

・身に付くスキル

調剤薬局やドラッグストアでは扱うことのできない医薬品の知識を身に付けることができます。また薬剤の専門家として、医師や看護師などさまざまなスペシャリストとともにチーム医療の一員として治療に貢献できるなど、専門性を高めることができるはずです。

・メリットとデメリット

病院薬剤師のメリットは、専門性の高い最先端の技術を働きながら学べることでしょう。日々の業務の中での知見を研究したり論文にしたりすることで、資格を取得することもでき、専門性を高めるチャンスの多い職場です。

デメリットは、夜勤があり休みが不規則になることです。病院の規模や勤務している薬剤師の人数によって状況は違いますので、事前に確認が必要です。

ドラッグストアの薬剤師

近年、非常に数が増えているのがドラッグストアです。以前はOTC医薬品の販売がほとんどで、服薬指導や副作用の説明、健康相談が中心でしたが、ここ数年、調剤薬局併設のドラッグストアが増えています。

・仕事内容

ドラッグストアならではの仕事は、OTC医薬品や日用品の販売、接客、レジ打ち、商品の補充、POP作成などの売場づくりがあります。調剤薬局併設の店舗の場合、これに調剤業務などが追加されます。

・身に付くスキル

薬剤師としての仕事に加え、店舗の売り上げ向上について考え、行動することが必要になります。そのため、接客、販促、販売戦略の立案・実行などのスキルを磨けます。薬剤師以外のパートやアルバイトも多く、一般的な従業員の教育やマネジメント能力も身に付きます。

・メリットとデメリット

薬剤師として薬剤に関わる仕事だけをしていては関わることのできない業務に携われるのがドラッグストアのメリットでしょう。店舗を運営するには経営者に近い視点が必要です。店舗の売り上げを上げ、事業を拡大していくことに興味がある人には最適な職場です。

デメリットは、営業時間が長いことと店舗の休みがほとんどないためシフト勤務が一般的で、大型連休など一般的な会社が休みの時期に休むのが難しいことです。また、薬剤師として専門性を極めたい人には難しいかもしれません。

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