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薬剤師の仕事・キャリア
2024.04.19
薬剤師の正社員転職「面接官はココを見ている」7つのポイント
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正社員としての転職活動をしている薬剤師にとって、面接がうまくいくかどうかは気になるところでしょう。基本的に必ず聞かれるような質問に対しては準備できても、何を押さえておくべきなのか悩む人もいるかもしれません。
面接では、職場の傾向に合わせ、面接官の意図を理解しながら最大限自分をアピールすることが成功への道となります。基本的な傾向と合わせて、面接担当者が見ている7つのポイントを押さえれば、自信を持って面接に臨めるはずです。
目次
基本的な質問
面接で尋ねられる頻度が高いのは「これまでの経歴」「志望動機/ 転職理由」「自己紹介/自己PR」。経歴などは簡潔にわかりやすく、志望動機や自己PRなどはポイントを絞って、できるだけ具体例やエピソードを盛り込みわかりやすく印象に残るような内容にしましょう。同時に職場に対する理解がどれだけあるかも見られています。
職場別の傾向
病院は、採用担当者や医師が複数参加する面接もあるようです。病棟経験があれば科目や対応人数、調剤や注射セット・ミキシング経験、そのほか認定・専門などの資格の有無も聞かれます。また理念や注力科目によっても質問が変わってくるので、応募する病院の傾向や今後の方針なども調べ、事前にしっかりと準備しておきましょう。
調剤薬局の場合は、「調剤報酬改定にともなう影響や在宅薬剤師について」や「今後厳しくなる薬局環境などについて」などを聞かれる可能性があります。自分なりの意見をまとめ、ポジティブな回答を考えておくとよいでしょう。ドラッグストアの場合は面接の回数は多めで、配置転換の可否やドラッグストアを選ぶ理由などを質問される傾向があります。
これらの基本を頭に入れながら、面接担当者が見ている7つのポイントを見ていきます。
1.社会人としてのビジネスマナーがあるか
面接に関わる連絡に迅速に対応する、期日を守るなど、面接のマナーとしては一般の職種と変わりませんが、特に医療機関で働く人材には全身の清潔感は大切。手入れされた落ちついた色のスーツやカバン、靴などTPOに合わせた見た目もマナーのひとつです。
2.コミュニケーションを通して好感が持てるか
患者様に直接対面し、職場内や関連機関などとコミュニケーションを取りながらの連携も必要な薬剤師には、コミュニケーション力が欠かせません。面接担当者は、面接でのやり取りで応募者がどのように人と接するのかを見ています。患者様の不安や悩みに寄り添える薬剤師であることをイメージできるよう笑顔で誠実に、ある程度自信を持って自分の言葉で話すようにしましょう。
3.ポジティブさが感じられるか
患者様の悩みや不安に寄り添うにはポジティブな思考も必要です。たとえ業務が忙しかったりトラブルなどがあったりしても、冷静に前向きに対応できることが求められます。転職理由が人間関係や労働条件に満足できなかった場合や、自分の短所などネガティブな内容を伝える際には、ポジティブな言いまわしに置き換えて話すとよいでしょう。
4.それまでの仕事や経験で培ったこと・できることは何か
面接は、応募者がどのような点でどれだけ貢献してくれる人なのかを見極めるものでもあります。正社員の薬剤師に求められるのは、経験や専門性です。失敗経験も含め、それまでの経験から何を学んで何を得たのか、今の自分には何ができるのか、アピールしたい強みを絞って簡潔に伝えるほうが、相手に伝わりやすくなります。
5.長期的に働く意思があるか
都市部以外は薬剤師不足とはいえ、どんなに優秀な人材でもすぐに辞めてしまいそうな人は採用側も躊躇します。正社員採用ならなおさら。長期で働けるかどうか不安を感じる場合は、正社員を視野に紹介予定派遣や契約社員などからスタートすることも検討してみてください。
6.協調性があるか
派遣やパート薬剤師が多い職場でのシフト調整や、各医療機関との連携など、チームでの連携を重視する職場もあります。正社員にはマネジメント能力も求められるため、応募者に協調性があるかどうかはより重視されます。これまでの薬剤師としてのキャリアのなかで、アピールできる経験があれば、積極的に伝えましょう。
7.逆質問の内容
面接では、最後に何か質問がないかと逆に質問されることがほとんどです。これは応募者が関心を持っていることや、どういう人物なのかを再確認するためです。仕事やキャリアに関して、より詳しい話を聞いたり、最後に強調したいアピールポイントに絡めた質問をしたりするのがおすすめです。給与や残業時間、有給など、待遇に関する聞きづらい内容は、転職エージェントを通して質問するという手もあります。
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